近年、自治体の現場で「EBPM(イービーピーエム)」という言葉を耳にする機会が増えました。一方で、「言葉は聞くけれど、結局うちの町で何をすればいいのか分からない」という声も多く聞かれます。この記事では、EBPMとは何かを自治体の視点でやさしく整理し、なぜ今これほど重要なのか、そして実践でつまずきやすい壁とその超え方までをお伝えします。EBPMとは「Evidence-Based Policy Making(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)」の略で、日本語では「根拠に基づく政策立案」と訳されます。国(内閣府)も全国の自治体に推進している考え方です。ひとことで言えば、「勘」「前例」「横並び」ではなく、データという"根拠"に基づいて政策を立て、実施し、効果を振り返るという進め方です。特別なことのようでいて、実は「事実を確かめてから決める」というシンプルな姿勢のことです。